草野球のポジションの話。
みんなが経験者で、ある程度どこでも守れて、っていうことないですよね?
たいていのチームは経験者が何人かいて、ちょっと経験者がいて、未経験がいて、というチーム構成が多いのではないでしょうか?誰がどこを守ってもらうのか?というのはチーム運営、チーム勝利に大きく作用します。私自身も迷った時は、首脳陣に相談して決めたりしています。
草野球における守備の優先度、適正を考えてみたいと思います。
あくまで草野球目線でお願い致しますww
内野
試合運営上、内野のポジションはどうしても経験者が多くなります。ポジションにもよりますが、やはり考えることが多いからです。どうしてもある程度の野球頭がないと難しいかもしれません。
内野に飛ぶ割合も多いですし、凡ミス、イージーエラーをなくすためにも内野経験者というのは重要になってくると思います。
ピッチャー
まず投手ですが、試合の90%以上を左右すると個人的には思っています。
経験・未経験関係なく、基本投げたい方でいいと思いますが、ストライクが入ることが絶対条件ですね。
1試合四死球は5個以内。
ボークをしない人。
となるとどうしても経験者になるでしょう。
キャッチャー
試合の司令塔として、配球、試合展開、ポジショニング、様々なことを考えないといけない、最重要ポジションの一つです。いくら肩が強くても、未経験者は務まらないですね。多分試合にならないと思います。
ファースト
捕れる人。正面のボールを捕れる人です。足を伸ばしてとか、ショートバウンドをさばくとか後回しで、とりあえず捕球できる人が条件です。レベルが上がってくると、守備範囲を広げてだとか、チャージをかける等ありますが、第一に捕球です。
セカンド
チーム、試合のレベルが上がれば上がるほど、重要度が増すポジションです。ただ、経験・未経験者の中でポジションを決めるのであれば、そこまで重要度はありません。
まずファーストが近いので、ゴロを止めれればアウトになる可能性はあります。
もう一つ、セカンドができない部分はショートがカバーすればいいわけです。おそらくショートを守る人は経験者になります。だとすると、セカンドカバーの大半をショートがする。ショートがセカンドに指示を出せば、それなりには機能するポジションだと思います。初めに申し上げたようにレベルが上がれば上がるほどそうはいかなくなってきます。
サード
草野球での最重要ポジションの一つ。
おそらく、草野球で一番打球が飛ぶポジション。
未経験者でも構いませんが、『捕って投げれる』人が望ましいですね。
一番多く飛ぶということはエラーする数が一番多くなるポジションだということです。
草野球の試合で一番重要なのが、凡ミスがないかどうかです。そこから考えると、経験者もしくはチーム内でも守備ができる人が望ましいと思います。
ショート
試合の司令塔ですね。司令塔はキャッチャーかショートか。
打球の多さはサードが一番飛んでくると書きましたが、ショートも飛んでくると思いきや、飛んではきますが、意外と飛んでこないのが実情です。サード・ショートって同じくらい飛んできそうなイメージがありますが、圧倒的にサードが多くて、ショートはそれほど飛んできません。
それでも重要ポジションに変わりはありません。内野・外野のパイプ役でもありますし、内野のまとめ役でもあります。何よりやはり、キャッチャーに次いで、考えることが多いポジションです。
外野
普通の外野フライをエラーすると、試合になりません。逆を言えば、普通の外野フライをさばけるようなチームになると、試合は回り出します。
レフト
外野の中では重要度が高いポジションです。草野球では一番ボールが飛んできます。右バッターが多いチームなら外野の中で最重要と位置付けてもいいと思います。
センター
レベルが上がるほど、センターへの飛球が多くなります。それだけ引きつけて打つ、いいバッターが多くなるからです。試合レベル、チームレベルによっては最重要になります。
ライト
昔からライパチ(ライトで8番)なんて言われてましたが、近年では、イチロー、松井秀樹の登場で左バッターが圧倒的に増えました。なのでライトへの重要度は高くなっていますし、サードが一番遠いポジションでもありますので、強い肩も求められます。
だだ、草野球になってくると変わってきます。草野球では外野の中では一番重要度は低いです。
今でも打球が飛ぶのは、レフト・センターです。
ポジショニング優先順位
では、限られたメンバーの中でどのポジションを優先すべきなのか??
(投手と捕手は除きます)打球の多さ、と草野球における重要度からすると、
サード、ショート、センター、レフト、ファーストの順番です。
ただ、メンバーによっては、このポジションがとか、内野がどうだとか、様々な意見が出てきます。その中でポジショニングを決める難しさも草野球監督としての醍醐味ではないでしょうか。
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