先日、草野球メンバーで話題になった話。
『ストライクゾーン』はどこまでか?
そして話は飛躍して、山ボールでストライクゾーンを通過してワンバウンドした場合、
ストライクかボールか。
みなさん答えられますか??
調べた結果、私の認識も少し間違っていましたので確認したいと思います。
ストライクとボールの定義
公認野球規則によると、
(a)打者が打ったが投球がバットに当たらなかったもの (b)打者が打たなかった投球のうち、ボールの一部分がストライクゾーンのどの部分でもインフライトの状態で通過したもの。 (c)0ストライクまたは1ストライクのとき、打者がファウルしたもの。 (d)バントして、ファウルボールとなったもの。 (e)打者が打った(バントした場合も含む)が、投球がバットには触れないで打者の身体または着衣に触れたもの。 (f)バウンドしない投球がストライクゾーンで打者に触れたもの。 (g)ファウルチップになったもの。
がストライクの定義です。
!!!!!!!!!
めっちゃあるやん!!って思いませんでした??ww
しかもインフライトってなんなん??みたいなww
私達、一言にストライクって言いますが、実はこれだけキッチリ定義されています。
では次に、ボールの定義を確認すると、
ストライクゾーンと通過しなかった投球、または地面に触れた投球で、いずれも打者が打たなかったもの。
こちらはシンプルですね。ストライクを定義してしまえば、その反対はボールということです。
ストライクゾーンとは?
次にストライクゾーンの確認です。
打者の肩の上部とユニフォームのズボンの上部の中間点に引いた水平ラインを上限としひさ頭の下部のラインを下限とする本塁上の空間をいう。このストライクゾーンは打者が投球を打つための姿勢で決定されるべきである。
ひざ頭の下部のラインを下限とする、ってそこまで見えてる???って思いますけど。
つまりはこういうことですね。
要するにこれがストライクゾーンの定義です。
次にインフライトの説明。実はこれも公認野球規則に記載があります。
インフライトー打球、送球、投球が、地面かあるいは野手以外のものにまだ触れていない状態を指す。
ストライクゾーンに関してのストライクの定義は、
(b)打者が打たなかった投球のうち、ボールの一部分がストライクゾーンのどの部分でもインフライトの状態で通過したもの。
になります。
全てを要約すると、つまりは
ストライクゾーンをインフライトで通過したボールは全てストライク
ということです。
山ボールはストライクかボールか
それでは、山ボールはストライクかボールなのか。
例えば山ボールでストライクゾーンを通過して、ホームベースの真上からベース上に落ちたとしましょう。
ボールです。インフライトの部分をクリアしていません。
山ボールでストライクゾーンを通過して、ホームベースの真上からベースを超えて落ちてきたボールをキャッチャーが捕球した場合。
ストライクです。ストライクの要素を全てクリアしています。
それでは、
山ボールでストライクゾーンを通過して、ホームベースの真上からベースを超えて、キャッチャーの手前でワンバウンドして捕球。
ストライクの要素は全てクリアしています。
しかし、
ボールの定義、『地面に触れたらボール』もクリアしています。
ここは解釈の問題かもしれません。
実際にはインフライトの状態でストライクゾーンを通過していたとしても、
地面に触れた時点でインフライトじゃないと判断できる。
もしくは、
地面に触れたらボール
と解釈もできます。
みなさんはどう思いますか??
ワンバウンドでストライクってあまり見た記憶がないんですよね。
私個人的にはボールという解釈です。
コメント