公式戦でも練習試合でも試合を重ねチームを運営していくと、どこかで強豪と呼ばれるチームに当たることがあります。
ネットで検索してもバンバン名前が上がってくるチーム。
こちらも強豪と呼ばれるチームであればいいのですが、そうでない場合の試合の進め方をお伝えしていきます。
おっさんの集まりの草野球チームでも戦略によっては勝てます。
実際に、当チーム過去大学軟式野球部や大学野球サークルと対戦し、勝利も収めています。
戦術・戦略によっては充分勝機はあります。
結論から
投手、守備、走塁、声、大事なのはこの4つです。攻撃も大切ですし解説していきますが、大きくはこの4つの要素だと思います。
投手
投手によって試合は9割決まると思っています。投手起用によっては競合チームでも抑えることは可能です。
スピードボールの投げれる経験者
こちらに130Km/hのスピードボール、スライダー等投げれる投手がいる場合は、その方に委ねましょう。野球経験者のはずですし、負けん気もあるでしょう。この一択になります。仮にその投手がバテてきた場合、後ろにストライクの入る投手で継投します。
投手経験者がいない場合
フォアボールの少ない投手から起用。フォアボール=ヒットです。ヒット以上のインパクトがあります。守備がだれてしまいます。なので、フォアボールの少ない投手から起用すること。
そして、投手を何人か投入することをお勧めします。しかも緩急がつくように起用する。
どんな投手であれ、強豪チームは2回り目は確実に捉えてきます。ビックリするくらい捉えてくるし、打ちます。ブンブン振ってきます。それに対応する為には緩急の差がある継投をする。
逆に遅いボールはビックリするくらい打てない時があります。
こういった投手起用で試合を作っていく。
守備
守備が大きく流れを左右します。草野球、結局得点が入るパターンってエラーが大半です。バッティングに波はありますが、守備に波はありません。いかにイージーゴロを捌けるか、イージーミスを防げるかがポイントになります。エラーは2つまでにしたいところ。その為には日頃からの守備練習、守備の大切さを知ることが必要です。
ちなみに守備は負けない大切さを教えてくれます。エラーが無ければほぼ負けません。
盗塁
強豪チームの初回、ランナーは必ず走ってきます。
ここで釘を刺せるかどうかで、ランナーを自由にさせないかどうかが決まります。
これいくなと思ったらウエストするのもありかもしれません。
二盗、三盗も普通に走ってくるでしょう。
『あのピッチャー走りにくいな、あのキャッチャー肩いいな』
と思わせることが大切です。
送りバント
レベルが上がるほど送ってきます。
打ちたいねん、バントとか嫌や
というチームではありませんw
勝負に徹してきますし、場面では必ず送ってきます。
慌てず一つのアウトを取っていきましょう。その為にはチャージの練習、チャージする心構えも必要です。
エンドラン・スクイズ
これもどこかで必ず仕掛けてきます。サイン・雰囲気をみながらウエストできればいいですが、そうもいかないと思います(相手の雰囲気を察することは必要)。
ランナー1塁、ランナー1、2塁、ランナー3塁の時は要警戒。
守備面でのイージーミスは避けたいところ。
これも1つのアウトをキッチリ取ること。
走塁
走塁はめちゃめちゃ大事です。1、2点は走塁で取れます。
チーム内には、打てるけど走れないとか、セオリーが頭に入っていない方とかいらっしゃると思います。
以前にも書きましたが、果敢に次の塁を狙える頭があるかどうか。
レフト前ヒットでセカンドまでいってやろうという気概があるかどうか、です。
走塁だけに練習時間を費やすのもなかなか難しいと思います。
打順はできるだけ出塁率と走れる人を前へ前へもってくるようにしましょう。
チーム内には、強豪相手に盗塁できる人もいらっしゃると思います。その人1人が盗塁成功するだけで、相手へのインパクトはあります。暴走じゃなく果敢に次の塁狙える人を上位打線に持ってきましょう。
声
相手さん、めちゃめちゃ声出してきます。野球に限らずですが、スポーツって雰囲気はめちゃめちゃ大事です。
仮に相手チームが1点取った2点取ったとなると、ここぞとばかりに声を張り上げてきます。雰囲気でこちらを飲もうとするんですね。これめちゃめちゃ大事です。
飲まれたら終わりです。終わり。試合終了です。
ヤジはいけませんが、チームメイトを鼓舞する声出しはどんどんやっていきましょう。
草野球って未経験者の方も多くいらっしゃいますし、声の出し方がわからない部分があるんですよね。現役時代みたいに、声出せや!!!っていうのも違うと思います。
日頃から、試合前から、声出しの大切さを浸透させるようにしましょう。
よく言われました、声で負けてんぞ!と。
精神論を言う気はさらさらありませんが、気持ちは大事です。
気持ちを高める為にも声出しは必要です(結局精神論??w)。
声で負けたら負けです。相手を飲む勢いで声出しをしましょう。
攻撃
ポイントの4つに入れなかった攻撃ですが、なぜ大切な要素に入れなかったのか。
仮にスクイズ、エンドランをそつなく遂行できるチームは、おそらく強豪チームです。
ここでは、おっさん草野球チームがいかに強豪チームに勝つかです。
バッティングは波があります。声出しの重要性でも書きましたが、波に乗り相手を飲めば5〜10点軽く入ります。それが野球です。
野球未経験者でも初対戦で130km/hのスピードボールを打つことは可能です。実際に当チームに、そういう方もいてます。
なので、細い戦略はおいおい身につけていくとして、基本ガンガン気持ちよく打つことをお勧めします。その為には個々人でバッティングセンターなどで練習しましょう。
ガンガン打って、走塁ミスが無ければ点は取れます。取れるはずです。
あえて言うとすれば、狙いは間違いなくストレートです。130km/h投げる投手の変化球はなかなか打てません。
狙いはストレート1本です。
まとめ
おっさん草野球チームがいかに強豪チームに勝つかの戦略。
- 投手 緩急を心掛けた継投を。
- 守備 凡ミスをしない。守備は負けない大切さを教えてくれる。
- 走塁 セオリーを頭に叩きこむ!走れる人を上位打線に。
- 声 声で負けたら試合終了。相手を飲むくらいの声出し。
- 攻撃 ストレート1本でガンガン打て!
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